自然の木を使う、私たちの仕事。B品を多く出すことは資源の無駄づかいにつながります。だから私たちは、今まで当たり前とされてきたことも、もう一度立ち止まって「本当にこれ、必要?」と問い直す視点を大切にしています。
お取引先からのご相談や、SNSを通じて届くお客様の声が、私たちのエンジン。「無塗装の天然素材キッチンツールがほしい」「イベントで名入りの爪楊枝を配ったら面白いかも!」などなど、「あったらいいな」を全力で形にします。
日本には昔から、木や竹を使った美しくて機能的な台所道具がたくさんあります。私たちはそんな日本のいいものや、「なくしたくない職人仕事」に光を当て、製品と一緒につくり手の体温もお届けしたいと思っています。
菊水産業の創業のルーツでもある黒文字楊枝の材料クロモジは、日本固有種の香木。楊枝のほか、お茶やアロマにも活用されるなど、豊かな可能性を秘めています。私たちは、産官学の連携のもと、そんなクロモジの魅力に光を当てる自由研究を行っていきたいと考えています。