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今までとこれから

爪楊枝の里、河内長野市で1960年創業。地域でもっとも小さな爪楊枝製造工場だった菊水産業は、今もこの地に根を下ろし、国産爪楊枝の伝統を守っています。
今までとこれから 今までとこれから

菊水産業の歴史

昭和
昭和10年頃 初代・場工荒雄の妻が、黒文字楊枝づくりの内職を始める。その後、日中戦争で傷痍軍人となった場工荒雄も、帰還後の昭和17年頃から楊枝づくりに取り組む。
昭和30年 場工耕司が場工爪楊枝商店を創業。
昭和35〜36年頃 場工荒雄の息子・場工耕司が、それまで手作業で行っていた黒文字楊枝製造の機械化に成功。産地では初となる本格的な量産体制を確立する。
昭和47年 クロモジの原木の産地である宮崎県東臼杵郡にて、廃校の体育館を活用した宮崎工場が稼働開始。
昭和58年 楠木正成公の家紋である「菊水」の名を借りて、場工耕司が菊水産業株式会社設立(日野1100番地の現工場に移転)。これより国産白樺楊枝の製造を始める。株式会社設立後に場工耕司は会長に就任し、岡本哲男が二代目社長に就任。 河内長野市の爪楊枝生産量は、80年代の最盛期には国内シェア97%を占めるまでになる。
設立時の工場の様子、外に置いているのがクロモジの原木
場工耕司が黒文字楊枝を削っている様子
平成
平成2年 島根工場開設。
平成4年 島根工場閉鎖。この頃より、安価な中国製に押され、地元で爪楊枝生産工場の廃業や業態転換が相次ぐ。
平成9年 宮崎工場閉鎖。
平成15年 三代目・場工正広が社長に就任。
平成25年 中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業 採択
平成26年 9月、四代目・末延 秋恵が専務取締役で入社
平成28年 2月3日〜5日開催の「第81回 東京インターナショナル・ギフト・ショー春2016」にて、つまようじブランドの「きくすい」を発表。純国産黒文字楊枝、純国産白樺楊枝をお披露目。
平成29年 純国産黒文字楊枝が、平成28年度の「大阪製ブランド 地場・伝統技術部門」に認定される おもてなしセレクション 2017を受賞
「大阪商品計画」に参加
平成28年度の「大阪製ブランド 地場・伝統技術部門」に認定
令和
令和3年 四代目・末延秋恵が社長就任。就任1ヶ月後に会社事務所や工場が火災に遭う。再建に向けたクラウドファンディングでは、わずか1ヶ月半で目標額の4倍を超える約1200万円の支援が集まる。
令和4年 PR TIMES プレスリリースアワード2022 ストーリー賞受賞
CAMPFIRE クラウドファンディング アワード2022 近畿エリア賞
木や竹など国産の自然素材を活かしたキッチンツールブランド「KIKUSUI KITCHEN」をスタート。
代表取締役 末延 秋恵

なくしたくないものが、
そこにあるから。

私が幼い頃を振り返る時、決まって思い出すのがクロモジの香りです。共働きの両親のもとで育った私は、よく祖父母の家で過ごしました。曽祖父母や祖父母に混じって箱詰めの手伝いをしたことも、楽しい思い出として残っています。

その後、私は家業とは違う道を歩んでいましたが、先代社長から「あと数年で会社をたたもうと思う」と聞かされた時、真っ先に感じたのは、「大好きな祖父母の思い出の詰まった会社をなくしたくない」という思いでした。亡くなる直前まで、手作業で楊枝を削っていた祖父。その姿に背中を押されるように、私は「純国産黒⽂字楊枝の復活」を社長に提案し、その勢いで2014年に菊水産業に入社。クロモジの原木が採れる山探しに奔走するなど、無我夢中の毎日を過ごしました。

地場産業を守ろうとする私たちにとって、ものづくりとは人との縁づくりでもあります。お取引先や、SNSなどを通じて応援してくださる個人客の方々。クロモジの原木を伐らせてくださる山主様や、木や竹を使った昔ながらの道具をつくり続けている職人の方々。昔からお世話になっている地域の内職の方々。私たちはこれからもそのつながりを大切に、「小さくても、ロングライフ」なものづくりを模索し続けます。

代表取締役 末延 秋恵

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